ジェルマン German
ジェルマン・デュ・レザーニュ German de Raisinu
170cm 64kg 22歳(A.O.3991年生)
現レザーニュ伯。 名君だった先代とは似ても似つかず、為政者として無能、かつ暴君として振る舞う為、臣下の忠誠心は低い。
幼少の頃から女性に強い敵意を抱き、侍女や召使いの娘に乱暴を働いていた。 心労の為か、母親は早くに他界、二人の妹たちもジェルマンと関わるのを嫌がり、 物心つく頃には修道院に逃げ込んだ。
先代の命により十五歳でアングルランド貴族の娘、フローレンスと結婚させられると、 その暴虐生に拍車がかかるようになる。 一見周囲への被害は少なくなったように見えたが、それは新妻がジェルマンの加害を一身に受けていた為である。 夜な夜な寝室から聞こえてくるフローレンスの悲鳴に先代も胸を痛め、 ジェルマンの母同様、体調を崩して他界した。
三年前、悪巧みをする仲間たちと集団でフローレンスに暴行を加えていたところを、 騎士たちに取り押さえられる事件が起きる。 この事件は広く領内に知れ渡ることとなり、多くの同情を集めたフローレンスは以後、 一気にレザーニュ宮廷の中心人物となる。 さすがに人心が離れたことを悟ったジェルマンの悪行はいくらか沈静化したが、 これもフローレンスのせいであると、彼女に対する憎悪は一層激しくなった。 今も時折、執務中のフローレンスを強引に寝室に連れて行き、 「当主の務め」「後継者作り」と称して、彼女を虐げている。
そんな彼でも、ジェルマンこそが正統な領主、 または敵国からきた妻を気に食わないという一派から、一定の支持は得ている。
・好きな食べ物 肉類が主で、野菜は食べない ・趣味 女性、特にフローレンスを虐げること ・出身 アッシェン、レザーニュ
・
もどる
|