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"白い手の"アルフォンス Alphonse "Le Blanc"

アルフォンス・デュ・ブラン Alphonse du Blanc

176cm 64kg 27歳(A.O.3986年生)

ゲクランに続く、アッシェン第二の元帥。
アッシェン南部方面軍の諸侯では格下(準男爵)である為、本人はその辞令に驚かされたが、
周囲はむしろ、当然の昇進であると考えた。
それくらい、アルフォンスの参謀としての実力は高かったからである。

戦場の後方に配備され、その時々の総大将の副官や参謀として辣腕を振るう姿、
そしていつも白い手袋をしていることから、"白い手"のあだ名がついた。
もっとも本人曰く、白い手袋は領地の名(ル・ブラン - 白)にちなんだものを一つくらいは
身に着けておこうとしたからに過ぎず、直接手を下さない、
アッシェン軍の頭脳のように評されていることに、戸惑いを感じている。

ゲクラン、リッシュモンというアッシェンが誇る両常勝将軍が認める、
あるいは上かもしれないと考えるアルフォンスの戦略眼は、
崩壊寸前のアッシェン南部軍を立て直すのに充分なものであった。

本人に自覚はないが、過ぎる程の謙遜と相手を持ち上げる態度は、時に副官のフェリシテを苛立たせる。
時折表に出る自信のなさは自覚しているが、それは常に最悪の事態を想定していることと、
爵位という領地の地盤の弱さからくるもので、決して弱気の男というわけではない。

亡妻との間に、三歳の娘アリーヌがいる。

・得意武器 長剣、小剣
・趣味 読書、海図集め
・好きな食べ物 コーヒー、サラダ類
・出身 アッシェン、ル・ブラン
・兵科 歩兵

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