クイーンズブレイドのストーリー(アニメ、漫画等)

「クイーンズブレイド 美しき闘士たち 1〜6」 アニメ

 第三十回クイーンズブレイドの後日談。いわば第三期のOVAシリーズ。
 レイナを主人公として描いてきた二期までとは違い、これまでにあまり光の当たらなかったキャラたちのその後を描いています。こうやって見てみると、やはりクイーンズブレイドはキャラが濃いというか、一本一本が外伝で脇役を描いているという感じではなく、それぞれが主人公の話として成り立つなーと、あらためて思う次第です。!

「クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 1〜6」 アニメ

 クイーンズブレイド・アニメ第二期。いよいよ第三十回クイーンズブレイド開幕。各美闘士たちの玉座を賭けての死闘が始まります。一応主人公をレイナとしながらも、それぞれの背景や思惑、暗闘や友情、その他諸々の愛憎を描いています。そしてトーナメントを勝ち抜き、新たな玉座につくのは・・・!?
 やはり一人一人のキャラが立った作品ですから、ただトーナメントの様子を描いていくのではなく、それ以外のエピソードや要素が楽しめるし、それがよりトーナメントの勝敗に深みを与えてくれます。もちろん組み合わせや勝敗はこのアニメ独自のもので、他の作品を見てきた自分としても、非常に新鮮に見られました。この作品でしか戦闘シーンが描かれないキャラクターもたくさんいます。

「クイーンズブレイド 流浪の戦士 1〜6」 アニメ

 ついにクイーンズブレイドがアニメ化! この第一期ではレイナの旅立ち、友との出会い、戦いを経て、仲間とともに女王の都ガイノスに辿り着くまでを描いています。レイナの旅を中心に、各キャラも一通り出てきますし、そういったキャラたちとの激闘もあり、と。
 クイーンズブレイドの物語の中では後発とあって、ホントは原作とはかなり違うアレンジが加えられてるんですけど、世間的(?)にはこちらの方が一般的になってるような。やはりアニメの力は大きいなーと。まークイーンズブレイドは原則全ての作品で違う展開を見せるんで、原作うんぬんよりも、これもクイーンズブレイドのひとつの形だと。
 全体的にやはりセクシー、というか露出は高く、それでいて話のツボは押さえており、原作のファンの期待は裏切らない内容となっております。ていうか、やはり一人一人のキャラが立ってる作品だなーと、あらためて思いました。

     

「クイーンズブレイド ストラグル 1〜4」 漫画

 各話ごとに各キャラのエピソードを描いています。ゆえに、それぞれの個性、背景がわかりやすいですし、他の作品では脇に埋もれがちなキャラにもスポットが当たっています。
 特に二巻で二話も割いている、ニクスのエピソードは秀逸。読む度に涙が止まりません。「Hide&Seek」同様、おすすめ度高いです。加えて、原作の世界観に最も近く、そちらの方に興味ある方もぜひ。

「クイーンズブレイド美闘士列伝 流浪の戦士冒険記」 ビジュアルブック

 美闘士列伝第三弾は、流浪の戦士レイナの旅立ちと戦いの日々を描いています。ニクスとフニクラの出会い、クローデットとの因縁(?)も。付属のドラマCDはこの三人が出ていることもあって、なんか結構豪華キャストって感じです。
 フニクラ様との絡みもありますから、絵的にも音的にも、これで成人指定じゃないのって感じで(笑)。ニクスはいつものこととしても、レイナまでもが! 川澄綾子までもが!(笑)
 おまけのボイスコレクションは、レイナ、クローデット、ニクスの三本立て。アニメ放送直前の作品だったとあって、全体的にボリュームを感じます。

   

「流浪の戦士 1〜3」 漫画

 一応アニメ「流浪の戦士」のコミカライズということになっているのですが、筆者もあとがきで言っているように、結構別物です。それだけに、この作品独自の物語を楽しめます。またアニメ「流浪の戦士」とは違い、レイナの旅立ちからトーナメント終了後までを描いています。実はレイナ旅立ちのシーンを描いている、非常に珍しい作品でもあります。
 主人公はそのレイナ。リスティとトモエ、シズカを交えての珍道中、加えて沼地の魔女勢との戦いを経て、いよいよクイーンズブレイド開始。しかし沼地の魔女勢が大会を混乱に陥れ・・・と、後は本編をお楽しみに(笑)。
 アニメの設定を土台に、善vs悪のシンプルな図式で描かれる物語は、クイーンズブレイドでは数少なく、思った以上に読みやすいです。何気に随所にある笑いの質は、結構好みだったりもします。 

「Hide&Seek 1〜5」 漫画

 エリナを主人公に、ヴァンス家とその周辺のキャラを描いたコミック。
 エリナが出奔したレイナを探しつつも、クイーンズブレイド参戦、そしてトーナメントの最後を見届けるといった内容。序盤で登場人物とその対決をしっかりと描きつつ、4巻から始まる本戦のトーナメントがかなり熱いです。エリナvsノワ、エリナvsレイナ、レイナvsクローデットはいずれも胸が震えるような展開。何気に原作に忠実な伏線を張ってる珍しい作品とも(笑)。
 ヴァンス家三姉妹の内面描写が実にしっかりしていて、僕的にはかなり好みですし、クイーンズブレイドって作品たくさん出てて何から接したらいいかわからないという人には真っ先におすすめしたい作品。ここにメインで出てくるキャラは、みんな好きになりました。

「クイーンズブレイド美闘士列伝 古代王女の書」 ビジュアルブック

 美闘士列伝第二弾は、メナスの生い立ちを描いたビジュアルブック。アマラ王国の滅亡、やがて千年の時を経て甦ったメナスが出会う友と敵、そしてクイーンズブレイド参戦へ。メナスファン必見のかわいさ&エッチさ!(笑) 成人指定ぎりぎりの出来です。
 付属のドラマCDは本編よりもボリューム感あり。メナスの対応ボイスもついてます。

「激闘! クイーンズブレイド」 小説

 ソード・オブ・ユニコーンの外伝的な作品で、エリナとイルマの珍道中を描いたショートストーリー集です。ソード・オブ・ユニコーンでは出番の少なかってキャラも多数登場。いずれもただ者ではないキャラに、タダモノでは終わらないバトルの展開と結末。コメディタッチのクイーンズブレイド小説です。

「ソード・オブ・ユニコーン 1〜5」 小説

 冒険の旅に出たレイナが出会った謎の少年フィオ。彼の持つ治癒能力と奏剣ソード・オブ・ユニコーンに隠された謎とは? 各巻多彩なゲストキャラを迎えて二人の旅を描く、冒険と激闘の旅の物語。
 ソード・オブ・ユニコーンがですね、柄の部分がアレの形をしているだけでなく、それはフィオの敏感な部分と感覚を共有していて、刺激を与えると立派な剣になるという・・・(以下略)。そんなエッチな笑いとシリアスな部分を織り交ぜつつ、各キャラとの絡み、フィオの能力を手に入れようとする沼地の魔女勢との戦い、そして天界の思惑と、クイーンズブレイドの世界観、そしてキャラクターの内面等を描いています。
 レイナと各キャラの触れ合い&戦いはもちろん、メナスvsナナエルなどのそれぞれの戦い、そしてスケルトンやドラゴンといったファンタジーではおなじみのモンスターとの戦いなど、冒険ファンタジーな要素満載。何気にクイーンズブレイドでそういった展開は珍しいですね。
 表紙&挿絵はトモエ、アンネロッテ等を担当しているえぃわ氏。その美麗な筆致で描かれていく美闘士たちにも注目。

「クイーンズブレイド美闘士列伝 武者巫女絵巻」 ビジュアルブック

 フルカラーイラスト&物語の、クイーンズブレイド美闘士列伝、第一弾は武者巫女トモエです。トモエがクイーンズブレイド参戦の為に旅立つところから、シズカとの出会い、そして戦いまでを描いた、30ページもあるビジュアルストーリーに、本編のドラマCDまでついている、トモエファンには垂涎の内容。本の方は物語を同じテンポで描くのではなく、入浴シーンや戦いにページを割いてたりして、なんつうかこう、サービス精神にあふれてます(笑)。
 ドラマCDには対戦型ビジュアルブックに対応した戦闘ボイスも含まれており、トモエファンはもちろん、クイーンズブレイドファンも手にしてほしい作品です。

「クイーンズブレイド アンソロジーコミック 1〜4」 漫画

「流浪の戦士 コミックアラカルト 1〜2」 漫画

 両タイトルともアンソロジーコミックですね。涙あり笑いありの。まー9割方笑いの方なんですけど(笑)。「アンソロジーコミック」の方は原作の世界観を下敷きに、「コミックアラカルト」の方はアニメの世界観が下敷きになってるって感じです。

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