TRPGアクセサリ(フロアタイル/シート)

「Dungeon Tiles」

 D&Dのゲーム・アクセサリで、ダンジョン・タイル・シリーズの第一弾。ミニチュア使うTRPGでは必須のタクティカル・マップ(要はミニチュア配置するマス目のシートです)なわけだけど、これが今まで見てきた中でも、もう最高の出来。丈夫な厚紙の作りと、裏面も使える設計は、かさばりやすさを大きく軽減。1マス1インチで、25mmベースのフィギュアもバッチリ。
 今作では基本的なダンジョンの作成が可能で、通路、扉、トラップ、その他諸々の仕掛けの再現が可能です。パッケージの裏側には、丁寧にサンプル・ダンジョンも載せてあります。もちろん、
使い方次第であらゆるシチュエーションにも対応できるでしょう。自由度の高さも良。
 さらに、酒場やショップ(?)のシートも付いてるあたり、かなり泣かせてくれます。こ、これでこの値段。かなりオススメ度の高いアイテムです。

「Arcane Corridors」

 ダンジョン・タイルの第二弾。今回は魔術師の部屋であったり、塔であったり、罠や仕掛けも非常に魔術チックな内容
床に描かれた魔法陣、本棚、机と椅子なんかもあるし、炎、電撃、ガス、プール、その他不可思議な仕掛けが満載。
 ボリューム的に第一弾と引けをとらないし、細い通路等、使い勝手も良し。なのに第一弾より値段も安い。これは買いですよ。

「Hidden Cryptts」

 同じく第三弾。墓や祭壇等、やや宗教チックな内容。地下の秘密結社のアジトなんかでもいいし、遺跡として使っても良。
 今作の特徴は、いわゆる正方形じゃない部屋が作れるところ。通路や仕掛けもやや複雑なものが再現可能。パッケージのサンプル・ダンジョンを見ると、
実にドラマチックなダンジョンが作れることがわかります。拷問器具や棺、そして何故かのシートも。隠し部屋、その他諸々の仕掛けもあって、やっぱり良作ですよ。

「Ruins of the Wild」

 第四弾はついに屋外です。いわゆる草原から木立の生える地形、ちょっとした高台や街道、川、溝と、パターン多数。
 さらにキャンプ地、山小屋、ストーン・サークル,廃屋(?)等のシートも。さらに岩、生け垣、馬車、キャンプ用品、その他諸々のアイテムも満載。これも組み合わせ次第でいくらでもバリエーションは作れそう。
 やっぱ冒険ってのはダンジョンばかりじゃなく、屋外での出来事も多いですからね。これも必須のアイテムでしょう。

「Dire Tombs」

 何故か第五弾はアマゾンでは入荷せず、ダンジョンタイル第六弾は、「ピラミッド内部」みたいな感じ。今までのタイルはグレーを基調としたものがほとんどだったのですが、こちらはイエローを基調としており、雰囲気を変える意味でも。もちろん、ミイラや石棺、階段や玉座など、なんかピラミッドっぽい、いい感じのものが揃っております。
 これ書いてる時点で既に
入手困難になってきているダンジョンタイルもあり、値段も定価からかけ離れたものになってきました。以前から言うんだけど、TRPGとかミニチュアゲームものは、「迷ったら買え」「今逃がしたら次にはないと思え」みたいのが鉄則ですね。
 この「Dire Tombs」は
構成もシンプルになっており、他のタイルの代用としても充分なものだと思います。

「Fane of the Forgotten Gods」

 第七弾は「Hidden Cryppts」とはまたひと味違った宗教チックな内容。モザイクや装飾のこらされたタイル、そして屋外マップから繋げられる祠や詰め所、カーブを描く階段、隠し部屋等、今までありそうで微妙になかったものが満載。これ単体でも充分活用できるし、他のダンジョンタイルと合わせると面白そうです。

「Gamemastery Flip-mat Cathedral」

 ゲームマスタリー・フリップマット・シリーズのひとつ。このシリーズはこう、ピンポイントでいいとこ突いてくるんだよね。あと、表面はつるつるの加工がしてあって、ホワイトボード用マーカーなんかで何か書き加えても、後でささっと拭き取れるのも大きな特徴。
 今作のCathedralは、文字通りの
大聖堂で、巨大なシートに大聖堂全体が描かれている。柱や長椅子、教壇なんかはもちろん、書斎や物置(?)なんかもしっかりと用意されてる。他のと違って分割式ではなく、これ一枚で大聖堂がばっちし用意できるって感じ。ちなみに両面式で、表は昼というか普通の大聖堂で、裏面は魔法陣やらドクロやらって、闇の儀式中って感じの血まみれ大聖堂(笑)。
 聖堂全体を再現できることはもちろん、広いマップで派手な戦闘やるのにもうってつけ。ちなみにこのアマゾンのバナーではなんか違う画像が出てるので注意。

「Halls of the Giant Kings」

 ダンジョンタイルのシリーズが微妙にリニューアル。まー中身は今までのとほとんど変わんないですけど。
 巨人王の住処ということで、今回はビッグサイズの椅子とかなんとかがいくつかあるんだけど、ほとんどは人間サイズのものなので問題なし。
牢屋とか寝室とか、円卓に大テーブル等、TRPGやってて「あー、こういうのあったらなあ」みたいのがかなり揃ってる。いわゆるダンジョンというより、様々なシチュエーションを再現できる良作。

「 Gamemastery Map Pack Caverns」

 フリップマットのシリーズと同じメーカーのヤツだけど、こっちは5x8マスのフロアタイルが、18枚も入ってる。手にしてみて、これは持ち運びの時とか、凄く便利かもって思った。このCaverns自体は、洞窟モノなんだけど、道を色々と組み合わせたり、例えば端に川が流れてるのがあるんだけど、それをくっつけて中央に川が流れてるようにできるし、逆に両サイドに川が流れてるようにもできる。工夫次第で色んな使い方ができるのがいい感じ。

「Streets of Shadow」

 これは使える! 新ダンジョンタイルシリーズの第二弾。
 内容的には
ですね。シティ・アドベンチャーにぴったりのアイテム。広場、路地、地下倉庫、その他色々。屋根の上まであって、これで屋根を飛び回っての追跡劇もできるってもの。さらに裏面はすべて下水道。両脇に歩く所があって、中央に下水が流れてるってシチュエーション、意外と今までのアイテムでは表現しづらかった部分なんですよね。それもバッチリ。ホント、こういうの待ってた。

「 Gamemastery Map Pack Caravan」

 マップパックのシリーズ。キャラバンですから、とにかく馬車馬車馬車ですよ。荷馬車あり駅馬車あり、小型カートあり、と。いい感じ。これで街道を移動中のバトルなんかもきちんと表現できるってことですよ。これも5x8のタイルなんで、組み合わせて使えると。

「Caves of Carnage」

 殺戮の洞穴! タイトル訳せばだけど。ダンジョンタイルのシリーズで、複雑な形のダンジョンを表現できる。川や吊り橋、屋外へと続く道もあり、且つ高低差も表現されてて、他のフロアタイルと合わせて使うことで、より一層ドラマチックなダンジョンを作り出せる。もちろん、単品での使用も可。

「Gamemastery Flip-mat Keep」

 表はというかそんな感じなんです。細かい調度やら何やらあって、他のフリップマットのシリーズ同様いい感じ。がしかし、裏のですね、オープンフィールド、野外のマットこそこの商品の価値があると言っても過言じゃないかも。ていうか、野外って結構広めにマップとりたかったりすることが多いんで、それにぴったり。かなり使えます

「Sinister Woods」

 以前出た「Ruins of the Wild」と同じく野外なんだけど、今度はなんです。野外のタイルって開かれた感じのものが多いんですけど、これは閉じられた感じの。
 裏面は全体的に
森の中の遺跡というか建物系でまとめられていて、汎用性の高いタイルです。よく考えてみればなんで今までこういうのがなかったのかというくらい。冒険の中で、使われる頻度の高いシチュエーションをそろえたタイルです。

「 Gamemastery Map Pack Town」

 5x8マスのシート18枚入りのマップパック・シリーズ。自分的にはTownというよりCityなイメージなんですけど。中身はCourthouse(裁判所)、Town Gate(町の門)、Merchant Guildhouse(商館)、City Watch Station(警備兵詰所)の4パターン。酒場とかのくだけた場所じゃなくて、全体的にあらたまった場所のイメージ。無論、組み合わせたりで、他の場面にも使えそう。
 
シティ・アドベンチャーなんかで、結構かちっとしたシチュエーションが多かったりすると、すごい使える印象。じゅうたん、小物なんかも綺麗に描かれていて、特に円卓なんかは少し感動しちゃうくらい(笑)。今までのこういったシートと比べても、かなりリアルかつドラマチックに描かれていて、シティ・アドベンチャーをプレイする機会が多い自分としては、これを待ってたって感じです。

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