神話の時代に生み落とされたといわれるラミアたちは、現在ではその多くが人の住めない蛇人砂漠にいるといいます。
その外見とは少し違い、彼女たちは蛇人の親戚ではないようで、繁殖に人の、その、男の人の精を必要としているとの話です。元々は、人間の女性が呪いをかけられ、このような姿になったということですから・・・それは、とても悲しいお話です。
その多くは蛇人砂漠にいるとはいえ、時折、パンゲアのその他の地域でも目撃情報があるようです。主に荒野や廃墟に居をおき、近隣の村から畏れ敬われる存在になることや、あるいは旅人を襲ってその血肉を喰らう、凶暴な怪物になっていることもあるのです。
ラミアたちも人間や他の種族と同じように、善良な者もいれば、邪悪な者もいます。
ラミアたちは総じて知能が高く、また力もとても強いので、もし敵対するようなことになったら大変です。
その美しい外見の他にも、魅惑の魔法を使って相手を魅了したり、変身の能力を使って、人間を装って近づいてくるというようなこともします。とにかく、敵に回したらとても厄介な、そして命を落とす危険も大きい存在ですね。
できるかぎり、相対した時には友好的な関係を築きたいものです。
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